風を通す窓   2

大きな窓、小さい窓、縦長の窓、横長の窓、一つ一つにストーリーがあります。室外の環境をどのように室内に取り込み、どう防ぐか。窓のあり方は住まい方に大きな影響をもたらすものです。
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5.床面を伝う風を作る
風は取り入れ口が高いと天井面に沿って低いと床面に沿って流れます。風は面に沿って流れる性質があるため、窓が高い位置にあると身体に触れることなく風は出て行ってしまいます。

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6.室内の窓
出口がなければ風は抜けないと1で前述しましたが、子供部屋や寝室などの個室では     窓が一つしか取れない場合があります。その時は出入口のドアに通風用のスリットを入     れる、またドアの上などに開閉式の欄間を設けるなどの措置で通風と家全体の循環が     図れます。
7.夏の窓の開け閉め
外と内、どちらの気温が高いかによって窓を開け閉めすることが、家を涼しく保つポイントです。
日射により高温になりがちな南側は閉じ北側の冷気を取り入れるようにします。防犯上の問題はありますが、夜間はなるべく窓を開け積極的に冷気を取り入れれば、日中まで涼しさが持続することもあります。風のある日は外気温が高くても風を入れて体感温度を下げます。
8.冬の窓の開け閉め
冬は気がつくと一日中窓を閉めて過ごすということも少なくありません。昔の家は隙間風によって自然換気ができておりましたが、機密性の高い現代の住宅では意識的に新鮮な外気を入れないと空気はどんどん汚れていきます。二酸化炭素・一酸化炭素・窒素酸化物・化学物質などの割合が増え時には人の健康に害を及ぼすこともあります。2時間に1回窓を開けるか換気扇など空気を丸ごと入れ替えましょう。

窓の表情
大きい窓・丸い窓、小さい窓・・どんなストーリー想像しますか?
大きな窓はたくさんの光と大きな景色を取り入れることで開放性をもたらします。ただ、温熱環境としても変化が大きく、落ち着いた場所ではなくなります。その反面、小さい窓は静的な落ち着いた場をつくる性格を持ちます。包まれるような空間にしたい時小さな窓は有効で、様々な表情を見せてくれます。

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今日は七夕ですね。この幻想的な窓から織姫・彦星・天の川が浮かび上がりそうです。
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by chojiiro | 2005-07-07 01:14 | インテリア講座 | Trackback
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