椅子

椅子は「人間工学」がすべて。一言で言うと「体にあった椅子」・・これに尽きます。名作椅子はこの条件を満たした上で、審美的な美しさも重ね備えています。身近な名作椅子をご紹介します。
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□椅子について□
椅子の誕生・・・・古代エジプトでは第一王朝の頃、腰掛が存在しました。その後第二王朝のころになると腰掛が発達し背もたれつきが出現、現在存在する最古の椅子としては第四王朝の王妃ヘテプヘレスの椅子がありこれには肘掛もついています。日本最古の椅子は2200年~2300年前、弥生時代前期中頃の直径50cm以上の丸太をくりぬいて作られたものです。

□椅子の歴史□
椅子を歴史的にみると権力の象徴でした。「チェアマン」と呼ばれる組織のトップに座る人をこのように呼びました。椅子には2つの意味があります。一つは地位を表す意味、もう一つは身体を支えるための支持具としての意味です。

□椅子の一般大衆化□
d0023047_2320184.gif椅子というものが一般大衆のものとなったのは1850年ミヒャル・トーネットの曲木椅子です。「美しく、均質で、安価な椅子をより多くの人たちに」との考え方から生まれた曲木椅子は大衆支持を得て瞬く間に世界中に広がりました。




□国内外名作椅子の紹介□

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シューズ ロング(ル・コルビジェ)
支持体である金属パイプが描くゆったりとした曲線の優美さと、座と背がひとつながりになって
身体の線にあわせて細かく曲げられた上面の人間工学的アプローチが特徴です。

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アーガイルチェアー(チャールズ・R・マッキントッシュ)
アーガイル街のティールームの中央テーブル用にデザインされた椅子



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バタフライスツール(柳 宗理)
日本を代表するプロダクトデザインの名作とは機能的で美しく適正な価格であること。量産に向いたデザイン、輸送に向いた構造であること、さらに消費者の支持がなくてはなりません。厳しいハードルをクリアする世界が認めた日本で最初の作品です。               



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赤と青の椅子(トーマス・リートフェルト)
色や造形でインテリアデザインを生み出すことが出来ることを示した歴史的なデザイン





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バルセロナチェアー(ミース・ファンデェル・ローエ)
バルセロナ万博のために革やキルティングした座面や接合部に段差のないX脚など細部まで美しい椅子


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ダイヤモンドチェアー(ハリー・ベルトイヤ)
自らの手でワイヤーを曲げ感触を確かめながら試行錯誤の末生み出した椅子



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セブンチェアー(アルネ・ヤコブセン)
成型合板を3次元に曲げ加工した座と細いスチールパイプの脚の組み合わせというシンプルな
構成が美しい。北欧家具ブームで今尚注目されています。



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アーロンチェアー(ビル・スタンプ / ドン・チャドウィック)
人間工学の専門家と人間工学に強いデザイナーが、座る人のことを第一に考えて開発した界で最も座り心地が良いといわれる。座る人の姿勢に連動して無理なくサポート、座や背は体圧を分散し快適座り心地で疲れにくい椅子


:::::今回は名作椅子の紹介をさせていただきました:::::
         椅子の歴史を語り始めたら一日が経過しそうです。
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by chojiiro | 2005-07-08 23:33 | インテリア講座 | Trackback
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