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上高地~乗鞍高原

上高地~乗鞍高原_d0023047_22494511.jpg昭和8年創業の上高地帝国ホテルです。本格的な高山リゾートの先駆けとなったホテル、屋根はガルバ二ウム、ここ数年もてはやされている建築材です。東北地方などでは今でもこのトタンが屋根材として良く使われるようです。屋根に雪の加重負担をかけないような材料です。建築家住宅の片流れ屋根には必ずガルバが使われています。最近の流行は別にしても、上高地の帝国ホテルは実に美しいプロポーションをしています。赤の屋根、直線的なラインからはフランク・ロイド・ライトの建築が思い浮かびます。というのも旧帝国ホテルはフランク・ロイド・ライトの作品であり、ニューヨークのグッケンハイム美術館と代表作品の建築物はラインに特徴があるからです。
上高地~乗鞍高原_d0023047_2322041.jpg最近ではタリアセンの家具・照明器具が人気ですね。代表作品である落水荘もまた直線の美しさを表現した代表作品です。出かける度に歴史的な建築物に目が行きます。訴えかけてくる何かを感じるからでしょうか。2日目は上高地~乗鞍方面に出かけました。ここもマイカー規制の区域です。



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乗鞍岳は”女性的”と云われていますが、、そのなだらかさが馬の鞍に似ているところから命名されたようです。また、山容のなだらかな標高の高さと相まって良質な雪の広大なスキー場を山ろくに展開し夏でさえ雪渓のスキーを楽しむ人が多いようです。2600mまではバスで、畳平から乗鞍神社や、山荘を経て連峰中最峰の剣ヶ峰頂上まで1時間余かけてハイキング、まさに雲上の世界が広がりました。北アルプス、3026mの乗鞍岳、スキー以外で訪れたのは初めてですが、上手く表現できないぐらいの感動を味わいました。

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by chojiiro | 2005-08-17 00:21 | お出かけ
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