栗のニョッキ クリームソース~ブランデーたっぷり

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イタリア中部・北西部の寒さに囲まれて暮らす冬の食卓の「ご馳走」はオッソラ名物「栗のニョッキ」です。ニョッキというとジャガイモで作りますが、ドモドッソラを中心としたオッソラ渓谷では、晩秋から冬にかけて栗、ジャガイモ、カボチャを利用し全て裏ごしして小麦粉と混ぜ、卵をあわせて生地を作り、千歳飴のようにのばしてから、2~3センチに切ります。そのままでもいいのですが、ソースをよくからめるために、ひとつひとつフォークに押しつけて窪みをつけます。ソースは山で採れたキノコを使うのが常道です。キノコは年中採れるわけではないので、薄く切って乾燥させ、いつでも使えるように貯蔵しておいたポルチーニ。水で戻して細かく切って、生クリームを入れて煮詰めたソースであの栗のニョッキを和えます。ほんのりとした甘さと生クリームの滑らかさで、なんともいえない優しい味になるのです。

d0023047_2212414.gif 主食はパンの地域がほとんどですが、北部では代用としてトウモロコシの粉でできたポレンタを食べる場合がある。イタリア料理は地方色が強く各地方料理の集合体のようなものであり、北部はオリーブ・オイルよりバターを使い、南部はトマトを多用する傾向があります。また沿岸部は魚を食べますがが、内陸部はほとんど食べないようです。
大学4年の夏休み、就職先も決まり、1ヶ月かけてイタリアを旅しました。主な目的はイタリアルネッサンスの建築物、インテリアデザインを身近に感じたかったためです。設計事務所への就職も決まり、希望と夢を抱いていた頃です。栗のニョッキをいただくとあの頃のことを思い出します。

             
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by chojiiro | 2005-09-30 22:32 | お家ごはん
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